話 1
海斗は私の運命の人になるはずだった。私たちが属する「一族」の次期アルファで、幼い頃から想いを寄せてきた、たった一人の相手。
でもある夜、彼の体から別の女の匂いがした。私がよく知っている、むせ返るように甘ったるいオメガの匂い。後を追うと、彼は樫の大木の下で、その女と熱いキスを交わしていた。
彼の裏切りは、じわじわと私を蝕む猛毒だった。彼の愛しいオメガ、りらがわざとらしく階段から落ちた時、彼はまるでガラス細工でも扱うかのように彼女を抱きしめた。
それなのに、私が危険な障害飛越に挑む直前、彼は私の鞍に細工をした。馬は暴れ、私は落馬して脚を折った。彼はそれを「彼女に手を出すなという警告だ」と言い放った。その後の看病も、私の父の疑いを逸らすための、ただの隠蔽工作に過ぎなかった。
公のオークションでは、私の一族の金を使って、彼女に天文学的な値段のダイヤモンドを買い与えた。支払いができず、屈辱にまみれた私を、衆目の前で。
数日前に一族の思念通話で聞いた会話の意味が、ようやく分かった。彼と、彼の兄弟同然の仲間たちにとって、私はただの「甘やかされたお姫様」。権力を手に入れるための景品でしかなかった。彼らが本当に欲していたのは、りらだったのだ。
彼は私を打ちのめし、二番目の存在でいることを受け入れさせられると思っていた。でも、それは間違いだった。私が二十歳になった夜、彼との婚約が結ばれるはずだったその夜に、私は二つの一族を前にして、別の選択をした。
彼を拒絶し、ライバルである一族のアルファとの婚約を発表したのだ。私を慰み者ではなく、彼の妃として見てくれる男と。
第1章
有紗 POV:
銀月地区の夜気は、凛として澄み渡り、松と湿った土の香りを運んでくる。ここは私の領地であり、私の家。そしていつか、私がルナとして背負う場所。でも今夜、私の心を占めていたのは、隣を歩く男のことだけだった。
海斗。
彼の存在そのものが、圧倒的な力を持っていた。子供の頃から私の世界を支配してきた、抗いがたい引力。彼は次期アルファ。比類なき強さと戦略眼を見込まれ、父に選ばれた男。そして、一族の誰もが囁くように、彼は私の運命の人だった。
彼の腕が私の腕に触れる。心臓がお決まりの跳ね方をした。私は息を吸い込む。いつも私の内なる狼を鎮めてくれる、彼の香りを求めて。吹雪が杉の森を駆け抜けるような、凛とした香り。私が夢にまで見た、運命の相手の香り。
でも、今夜は何かがおかしかった。
いつもの杉と冬の空気の下に、別の匂いがまとわりついている。安っぽいお菓子と、むせ返るようなジャスミンを混ぜたような、甘ったるい匂い。オメガの香り。私がよく知っている香り。
りら。
胃が氷のように冷たく締め付けられる。りら。彼や他の戦士たちと一緒に施設から引き取られてきた、か弱いオメガ。彼は妹のように扱っていると、そう言い張っていた。
「りらと一緒だったのね」
私は平坦な声で言った。内面の動揺は、一切見せなかった。
海斗の歩みは止まらない。
「体調が悪いと言うから、薬草を届けただけだ」
彼の声は滑らかだった。でも、その嘘は私の五感には悲鳴のように響いた。匂いは、ただ訪ねただけのものではない。彼の革ジャンの繊維に深く染みついている。長く、密着していた証。
私たちは沈黙のまま巡回を続けた。いつもなら分かち合っている気楽な仲間意識は、今は重く、息苦しい緊張に取って代わられていた。屋敷を縁取る古い森の端に着くと、彼が立ち止まった。
「南の境界は俺が済ませる。お前は戻れ」
私は頷くだけで、彼を見ることができなかった。
でも、私は戻らなかった。暗い予感が、腹の底でとぐろを巻いていた。私は森の深い茂みに身を隠し、彼の後を追った。疑念で研ぎ澄まされた狼の感覚が、私の気配を消し、木々の中の亡霊に変える。
そして、見てしまった。
一族の者たちが愛を誓い合う、節くれだった樫の大木の下。海斗がりらと一緒に立っていた。彼女の腕は彼の首に回され、体はぴったりと押し付けられている。月光が、その光景を残酷なまでに鮮明に照らし出していた。彼が身を屈める。そして、二人の唇が重なった。激しく、所有欲に満ちたキス。吐き気がこみ上げてくる。
それは兄妹のキスではなかった。恋人たちのキスだった。
彼を中心に明るく希望に満ちていた私の世界が、百万の氷の破片となって砕け散った。私は音を立てなかった。ただ踵を返し、歩き去った。その光景を、心に焼き付けて。
屋敷に戻ると、銀月ホールディングス本社の豪華絢爛なホールが、まるで檻のように感じられた。私はまっすぐ父の書斎に向かった。
アルファである父、新はデスクから顔を上げた。その厳格な表情が、私を見て和らぐ。
「有紗か。早いな」
「お父様」
私の声は、不気味なほど穏やかだった。
「私の誕生日の祝賀会を中止してください」
彼は眉をひそめた。
「お前の二十歳の誕生日はただのパーティーではない、有紗。お前が運命の相手と正式に認められる日だ」
「存じております」
私は言った。
「だからこそ、ここに来ました。私は黒曜の一族との縁組を望みます。アルファである大輝様と結婚いたします」
父の顔に浮かんだのは、完全な驚愕だった。彼は立ち上がり、その力強いアルファの存在感が部屋を満たす。
「大輝だと?彼は強力な盟友だが、海斗は……お前と海斗は子供の頃から片時も離れたことがなかった。彼こそがこの一族の未来だ。彼はお前の……心の拠り所だろう」
乾いた笑いが私の唇から漏れた。
「拠り所というのは、人を安定させるためのものです、お父様。溺れさせるためのものではありません」
それは突然の決断ではなかった。綻びは何週間も前から見えていた。でも、私は恋に盲目で、それを見ようとしなかった。昨日までは。
私はトレーニングルームにいた。その時、一族の全員が共有する精神感応、思念通話が激しくなった。普段なら背景の雑音は無視できる。でも、その会話は一族の中核を担う者たちのものだった。無視できるはずがなかった。
『征也、未来のルナ様は日に日にしつこくなるな。海斗もウンザリしてるだろ』
ベータである蘭丸の不満げな声が響いた。
私は凍りついた。持ち上げようとしていたウェイトの上で、手が止まる。
『口を慎め、蘭丸』
ガンマである征也の、滑らかで計算高い声が返ってきた。
『彼女はアルファの娘だぞ。だが、りらのような娘は……男に必要とされていると感じさせる。真の守護者になれるとな』
『その通りだ』
別の戦士が同調した。
『俺たちは皆、海斗の座を狙ってるが、それはりらのためだ。あの甘やかされたお姫様に縛られたい奴なんて、本気でいるか?それに、りらは彼の本当の妹じゃない。その秘密を知っているのは俺たちだけだ』
その言葉は物理的な打撃のように私を襲い、息もできず、全身が冷たくなった。彼らは彼の戦友ではなかった。ライバルだったのだ。そして私は……私は彼らが地位を固めるために勝ち取るべき景品、利用されるための道具でしかなかった。彼らが本当に欲していたのは、りらだったのだ。
父が彼らを連れてきた日のことを思い出す。才能ある七人の孤児の少年たち。海斗が最も強力だった。彼はただ一つだけ要求した。同じ孤児院にいた、か弱いオメガの少女、りらを一緒に連れてくること。父は彼のその激しい忠誠心を美徳とみなし、同意した。
何年もの間、りらと私が些細なことで口論するたびに、海斗たちは彼女の側に駆けつけた。いつも私が厳しすぎ、要求が多すぎると言われた。彼女はか弱いオメガ。私はアルファの娘で、もっと分別があるべきだと。
今、あのキスを見て、記憶の中で響くあの思念通話の囁きを聞いて、すべてが繋がった。海斗のりらに対する感情は、兄妹愛ではなかった。所有欲だった。彼は父の恩に報いるために、私の伴侶、私のアルファになるだろう。彼は私に忠誠を、庇護を、そして彼の名をくれるだろう。
でも、彼は決して心をくれはしない。それは、もう別の女に与えてしまったのだから。
そして私は、二番目でいることに甘んじるつもりはなかった。
話 2
有紗 POV:
「彼は決して私を愛しません、お父様」
私の声は、自分でも驚くほどの決定的な響きを帯びていた。
「別の女を欲する男からの哀れみと義務感より、私を尊重してくれる強力な盟友の忠誠心の方がましです。海斗の愛は演技です。私はもう、その観客でいることを拒否します」
父、アルファ新は私を見つめ、その鋭い目が私の顔を探った。彼はそこに少女じみた癇癪ではなく、冷たく硬い決意を見た。彼はため息をついた。その音には、砕け散った計画の重みが込められていた。
「それがお前の望みなら、そうしよう。だが海斗、りら、そして他の者たちの……裏切りは根深いぞ」
「存じております」
私は答えた。
「だからこそ、お願いがあります。この一族のアルファとして、命令を発してください。彼らのアクセスをすべて凍結してください。企業アカウント、一族のリソース、訓練施設へのアクセス権。すべてです。足元から地面が崩れ落ちるのがどんな気分か、彼らに味あわせてやってください」
彼はゆっくりと頷いた。その目に危険な光が宿る。
「そうしよう。そして、お前と大輝の婚約式で、彼らを正式に追放する。銀月の娘を裏切った代償を、思い知らせてやる」
厳しい満足感が私を包んだ。喜びではない。だが、始まりではあった。
書斎を出ると、まるで重荷が下りたかのように体が軽くなった。壮麗ならせん階段を下りていくと、一番下にりらが待っているのが見えた。彼女は、その純真さを際立たせるシンプルな白いドレスを着て、甘い懸念を浮かべた仮面を被っていた。
「有紗様!」
彼女は蜜のように甘い声で呼びかけた。
「ちょうど探しに行こうと思っていたんです。一緒に戦闘訓練に行きましょう!組手をするの、久しぶりですもの」
彼女は私の腕に自分の腕を絡めようと動いた。海斗から香った、むせ返るようなジャスミンの匂いが今度は私に押し寄せ、胃がせり上がるのを感じた。私は火傷でもしたかのように腕を振り払った。
「気安く触るな」
私は唸った。
私の拒絶は小さな力だったが、りらはそれを利用した。芝居がかった息を呑む音と共に、彼女は後ろによろめき、偽りの衝撃に目を見開いた。彼女のかかとが階段の縁に引っかかり、残りの数段を劇的に転げ落ちながら、甲高い悲鳴を上げた。
彼女が磨き上げられた大理石の床に叩きつけられるよりも早く、海斗がそこにいた。彼は生々しい力の黒い影のように、一瞬で動き、彼女が着地する寸前に捕らえた。彼は彼女を腕の中に抱きしめた。その目には、私には一度として見せたことのない、必死の優しさが満ちていた。
大ホールでくつろいでいた他の戦士たちも、一瞬で立ち上がった。
「有紗様!どうされたんですか!」
ベータの蘭丸が怒号を上げた。その顔は怒りで歪んでいる。
「彼女はただのオメガですよ!悪気はなかったはずです!」
海斗の腕の中で、りらが泣き始めた。
「いいえ、蘭丸、彼女を責めないで。私が悪いの。私が不器用だっただけ。有紗様はわざとじゃないわ」
彼女の偽りの弁護は、彼らの怒りの炎に油を注ぐだけだった。私を冷酷で甘やかされた姫君に、彼女を罪のない犠牲者に仕立て上げた。
海斗は私を見上げた。その目は冬の嵐のように冷え切っていた。彼は声には出さなかった。代わりに、彼の声が私たちの思念通話に鋭く、容赦なく突き刺さった。
『お前には失望した』
そして彼は背を向け、りらをまるで貴重なガラス細工でできているかのように運び去った。私に一言も弁解の機会を与えずに。
その日の午後、訓練場で、私はすでに来ていたりらを見つけた。見せびらかすように足首に小さな包帯を巻いている。彼女は砂糖菓子のような笑みを私に向けた。
「あら、有紗様、どうかお気になさらず。ここは有紗様と海斗お兄様の特別な時間ですものね」
私は彼女を無視し、ウォームアップに集中した。だが、それは不可能だった。
海斗は彼女の側にべったりとくっついていた。彼は彼女の構えを直し、その手は彼女の腰に長々と留まっていた。彼は防御の動きを実演し、その体は彼女の体にぴったりと重なった。彼女が「怪我をした」足首の痛みに顔をしかめるふりをすると、彼はすぐに土の上に片膝をついた。
「ほら」
彼は優しい声で言った。
「俺の肩に足を乗せろ。巻き直してやる」
彼女は華奢な足を彼の広い肩に乗せ、彼は外科医のような集中力で彼女の手当てをした。
その光景が私の内側をかきむしった。何年も前の、私の最初の本格的な戦闘訓練を思い出す。私は激しく転倒し、肩を脱臼した。海斗は腕を組み、退屈そうな表情でそばに立っていた。父の声が鞭のように思念通話に響き渡るまでは。
『海斗!彼女のところへ行け!これはアルファの命令だ!』
アルファの命令。下位の人狼に服従を強いる、アルファの声に宿る抗いがたい力。海斗は打たれたかのように身をすくめた。彼は憤りに満ちた硬い動きで歩み寄り、私を助けた。彼の目に宿っていた屈辱と不本意さは、私の記憶に焼き付いている。
彼は私を助けることを強いられた。だが、りらのためには、彼は自ら跪いた。
その瞬間、私は冷たい確信と共に悟った。私は正しい決断をしただけではない。唯一可能な決断をしたのだと。
話 3
有紗 POV:
父の言葉が記憶の中で蘇る。何年も前、まだ若かった海斗に言った言葉だ。「真のアルファが跪くのは二人だけだ。彼のルナと、月の女神ご自身に」。私はバルコニーからそれを見ていた。十代の私の心は、その言葉の意味にときめいていた。心の中で自分の頬が赤らむのが見えたが、今、私は海斗の目に宿っていた抵抗の、根深い反抗の光も思い出した。彼はそのルールが自分に適用されることを望んでいなかった。私のためには。
それなのに今、彼は土の上に跪いている。りらのために。命令によってではなく、自らの選択によって。その痛みは物理的なもので、私の魂の奥底から放射されるような、空虚な痛みだった。
私は彼らから目を引き剥がした。その光景は耐え難かった。こみ上げてくる熱い涙を瞬きで押し戻し、私は厩舎へと向かった。気晴らしが必要だった。内側で醸成されている怒りと傷心の嵐をぶつける何かが。私は厩舎で最も気性の荒い軍馬、ミッドナイトに鞍をつけ、障害物コースへと乗り出した。
彼を速く、さらに速く、一連の高い障害物へと駆り立てる。風が私の顔を鞭打った。空気、速さ、危険――それこそが私が必要としていたものだった。
私はミッドナイトを最後の障害物、我々の最高の戦士でさえ試される、手ごわい木材の壁へと向かわせた。私たちはそれに向かって疾走した。乗り手と獣の完璧な一体感。彼は空中に飛び出し、筋肉が私の下で力強く巻き付いた。
そして、鋭い断裂音。
鞍の腹帯が切れた。世界が激しく傾いた。心臓が止まるような一瞬、私は宙に浮き、自分自身の惨事の無力な傍観者となった。そして重力が支配し、私は骨を砕くような力で地面に叩きつけられた。
目もくらむような痛みが脚を駆け上った。ミッドナイトはパニックに陥り、繋がれていない状態で暴走した。その力強い蹄が、私が横たわる場所のすぐそばで危険なほどに地面をかき回す。私は閉じ込められ、無力だった。
そして海斗は?彼は気づきさえしなかった。彼の全宇宙は、りらと彼女の何ともない足首に集中していた。
獣のような、人間離れした叫びが私の喉から引き裂かれるようにほとばしった。それは純粋な苦痛と憤怒の音だった。それがようやく彼の注意を引いた。
彼の頭が跳ね上がった。彼の目は恐怖に大きく見開かれた。彼は、りらのために見せた稲妻のような速さで動き、狂乱した馬を遮り、格闘の末に静止させた。だが、遅すぎた。私の脚は不自然な角度に曲がっていた。骨は明らかに折れていた。
その後の数日間は、一族の清潔な治療センターでの痛みと、強制された愛想笑いのぼんやりとした日々だった。海斗は、驚いたことに、私の世話をすると言い張った。彼は私のベッドのそばに座り、包帯を替え、食事を運んできた。彼は注意深く、物静かで、効率的だった。
一瞬、愚かにも、私は自分が間違っていたのではないかと思った。もしかしたら、これが彼の謝罪なのかもしれない。もしかしたら、彼は気にかけてくれているのかもしれない。
でも、私は分かっていた。違いを感じ取ることができた。彼のりらに対する心配は燃え盛る炎であり、彼の魂から生まれる、生きて呼吸するようなものだった。彼の私に対する世話は、チェックリストの項目をこなすような、細心の注意を払って行われるが、温かみが全くない義務のように感じられた。彼の触れ方には埋めがたい距離があり、彼の目には礼儀正しい冷たさがあった。
数日後の夜、治療師たちの魔法のおかげで、私の脚の骨は癒え始めていた。私が浅い眠りについていると、廊下で声が聞こえた。すぐに分かった。ガンマの征也と海斗だ。
「今回はやりすぎだ、海斗」
征也の声は低い шипение だった。
「脚を折るなんて。新様に見つかったら、お前の首が飛ぶぞ」
私の血の気が引いた。息を止め、聞き耳を立てた。
海斗の返事は、ぞっとするほど冷静だった。
「銀を微量に塗った短剣で、腹帯に傷をつけた。ほんの少しだ。彼女がりらに二度と手を出さないように、考えさせるための教訓、警告のつもりだった」
銀。我々のような種族に、深刻で治りの遅い傷を負わせることができる唯一の物質。彼はそれを私に対して使ったのだ。
「馬があんな風に暴走するとは思わなかった」
海斗は続けた。その声には、真の悔恨の念は微塵もなかった。
「計算違いだった。今、彼女の世話をしているのは、ただのダメージコントロールだ。新様に何も疑われないように、早く回復してもらう必要がある」
世界が傾き、色あせていくようだった。私のベッドのそばに座っていた、あの注意深い、気配りのできる男は嘘だった。事故は事故ではなかった。罰だったのだ。
彼は私を助けに来たのではない。気にかけていたからではない。彼は自分の後始末をしに来ただけだった。
私がまだしがみついているとは知らなかった、最後の脆い希望の糸が、ぷつりと切れた。癒えつつある脚の痛みは、心に銀の刃がねじ込まれる感覚に比べれば、何でもなかった。